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人事労務相談手続き・給与 2025/05/22 カスタマーハラスメント対策の法制化と企業の対応
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近年問題視されている「カスタマーハラスメント(カスハラ)」について、2025年4月から新たな対策義務が企業に課せられるようになりました。職場における従業員の安全と健康を守るため、企業はより具体的な対策を講じる必要があります。
カスハラとは、顧客や取引先など外部関係者による理不尽なクレームや暴言、威圧行為を指します。これにより精神的ストレスを受け、離職やメンタル不調を起こすケースが増加しており、企業リスクのひとつと認識されています。
今回の改正では、企業に対して「カスハラ防止措置」が求められることになりました。具体的には、(1)相談窓口の設置、(2)対応マニュアルの整備、(3)教育研修の実施、(4)カスハラ事案発生時の被害者支援、などが義務付けられています。
特に重要なのが「事前防止策」です。就業規則や社内規定にカスハラに対する企業方針を明記し、社員に対する教育を徹底することで、万が一発生した場合にも速やかに対応できる体制を整えておく必要があります。
カスハラが発生した場合、被害者のフォローに加え、加害者に対して毅然とした態度をとることも求められます。取引停止や出入禁止など、対応指針をあらかじめ定めておくことで、現場の迷いを防ぐことができます。
社労士法人ミライズでは、カスハラ防止規程の作成、社員向け研修、トラブル発生時の対応支援まで幅広くサポート可能です。まずは一度ご相談ください。
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