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人事労務相談 2025/09/12 カスタマーハラスメントの相談事例と企業が注意すべきポイント

近年、労務相談の現場でも「カスハラ」の相談が増えています。ここでは実際によくある事例と、それを通じて見えてくる企業側の注意点を整理します。
よくある相談事例
- 事例1:電話対応での罵声
顧客が1時間以上にわたり怒鳴り続け、従業員が体調を崩した。 - 事例2:無理な要求の押し付け
本来は契約外の対応を強要され、断ると「会社を潰してやる」と脅迫。 - 事例3:SNSでの拡散
些細なトラブルを誇張してSNSに投稿、企業のイメージダウンに発展。
事例から見える注意点
- 初期対応の遅れ
放置することで従業員の心理的ダメージが拡大。 - 対応基準の不明確さ
担当者によって対応に差が出ると、現場の不満や不安が増える。 - フォロー不足
精神的ストレスのケアが不十分だと、休職や退職につながる。
企業が取るべき対策
- 明確な基準を設ける:顧客の要望のうち「対応すべきこと」「対応すべきでないこと」を線引き。
- 従業員の声を拾う:定期的なアンケートや面談で被害を早期発見。
- 専門家との連携:必要に応じて弁護士や外部相談窓口を活用。
まとめ
相談事例から学べるのは「対応の遅れと曖昧さが事態を悪化させる」ということです。企業は統一されたルールと支援体制を整え、従業員を守る姿勢を示すことが大切です。
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