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人事労務相談 2025/09/09 職場におけるカスタマーハラスメントへの基本対応と予防策
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「カスタマーハラスメント(以下、カスハラ)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。カスハラとは、顧客から従業員に対して常識を逸脱した暴言や威圧的行為、不当な要求などが行われることを指します。従業員を守ることは企業の安全配慮義務に含まれるため、対応策を整備することは経営上も非常に重要です。
カスハラの主な類型
- 言葉によるハラスメント:罵声、差別的発言、人格否定
- 要求型ハラスメント:業務範囲を超えた要求、執拗な値引き交渉
- SNS拡散型:悪評の投稿、炎上を狙った攻撃
これらはいずれも従業員に大きな心理的負担を与えます。
企業が取るべき基本対応
- 対応マニュアルの策定
初動対応から警察・弁護士へのエスカレーションまでのフローを整備。 - 従業員教育
カスハラの境界線を理解し、毅然と対応できるよう研修を実施。 - 相談窓口の設置
被害を受けた従業員が安心して報告できる窓口を社内外に整える。 - 記録の徹底
日時・状況を記録しておくことで、後の証拠保全や対応改善につながる。
まとめ
カスハラは「顧客対応の一環」と片付けてはいけません。企業が従業員を守る姿勢を明確に示すことで、安心して働ける環境が生まれます。予防と対応の両面を強化することが、結果的に企業の信頼性向上にもつながるのです。
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