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アウトソーシングするなら社労士法人?民間のアウトソーシング会社?

最近BPOという言葉をよく耳にするようになりました。たくさんの企業がアウトソーシングに興味を持っておられるかと思います。
社会保険の手続きと給与計算を依頼する際に、社会保険労務士法人と民間のアウトソーシング会社のどちらを選ぶかについては、それぞれのメリットとデメリットがあります。以下にそれぞれの選択肢の特徴を説明します。
【社会保険労務士法人のメリット】
1.専門知識と経験: 社会保険労務士は、社会保険や労働法に関する専門的な知識を持っています。法的要件や規制に詳しいため、法的コンプライアンスを守りながら手続きを行うことができます。
2.個別対応: 社会保険労務士法人は、クライアントに対して個別のカスタマイズされたサービスを提供できます。特定の業界や業種に精通していることがあり、業界特有の要件に対応できます。
3.信頼性: 社会保険労務士は、公的な資格を持っており、信頼性が高いとされています。そのため、法的問題や紛争の際に強力なサポートが得られる可能性が高いです。
4.独占業務
社会保険の手続き代行については、開業社会保険労務士として登録した者しか業務としてできないことになっています。もし無資格で業務を行っていたり、資格を持っているだけの者が業務を行っている場合は、違法行為となります。
5.人事労務相談が可能
社労士の個人差もありますが、一般的には幅広く人事労務相談に対応が可能です。
採用、教育、定着、労働トラブル、人事評価、退職金など中小企業の人事労務のお困りごとに対応が可能です。
6.就業規則や賃金規定、労働契約書、36協定その他各種規定の作成、改定が可能
給与計算は就業規則や賃金規定とも密接にかかわっているので、社労士が各種規定を確認し、整備した上で取り組む必要があります。
7.各種助成金や補助金の申請が可能
厚生労働省の助成金や経済産業省の補助金の申請に対応している事務所もあります。

【社会保険労務士法人のデメリット】
1.コスト: 社会保険労務士法人のサービスは一般的に民間会社のアウトソーシングより少し高いことがあります。専門的な知識や人事労務関する知見・経験が豊富なため料金が高いことがあります。

【民間のアウトソーシング会社のメリット】
1.コスト削減: 民間のアウトソーシング会社は、通常、低コストで労務管理と給与計算のサービスを提供することがあります。コスト削減の利点が大きい可能性があります。
2.効率性: アウトソーシング会社は、多くの場合、効率的なシステムとプロセスを持っており、手続きや給与計算を効率的に処理することが可能です。

【民間のアウトソーシング会社のデメリット】
1.専門性の制約: アウトソーシング会社は、社会保険労務士よりも一般的なサービスを提供することが多いため、特定の業界や業種、または各種法律などの専門的な知識が不足していることがあります。
2.信頼性の差: アウトソーシング会社の信頼性は一様ではありません。信頼性や評判を確認するためにリサーチが必要です。

どちらの選択肢が最適かは、企業の規模、業界、ニーズ、予算などによってくることが多いと思われます。比較的大規模の企業の場合は、人事総務が十分機能しているため、単に給与計算をアウトソーシングすることもあるでしょうし、その場合は、予算にあった給与代行のサービスを使うことも考えられます。しかしながら中小企業においては、人事労務に関する情報が不足していることが多く、単にアウトソーシングではなく、人事労務の課題や問題を一緒に解決できる社労士に依頼する方が会社の成長も支えられ、多くのメリットが得られると思われます。

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