10/1付での労働局関連書類の書式変更について|人事部出身の社労士 社会保険労務士法人ミライズ

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10/1付での労働局関連書類の書式変更について

令和1年10月1日付で助成金を含め様々な書類の書式変更がありました!

例えば、キャリアアップ助成金の申請書です。
支給申請書は転換日ベースとなるので、来年の4月以降の申請で使う形になりますが、
今年の4月にも変更があったため、切り替えタイミングが慌ただしくなってくるかと思います。
前書式だと担当官によっては申請を受け付けて貰えないこともあるので、気を付けてください!

また、今年度3度目の変更となる支給要件確認申立書。
こちらは申請日ベースなので、10月1日の申請から差し替えが必要となります。
ただ、こちらは以前までと違って押印は2P目なのと、表紙の差し替えだけということもあり、
もしかしたら窓口で表紙だけ差し替えをしてもられることがあるかもしれません。
※絶対ではないので、なるべく自社で印刷してから提出するようにしましょう。

最後に改悪ではないかと思ってしまうのですが
「適用事業所情報提供請求書」についてです。
今までは過去に所属していた方も含め、雇用保険加入者様の情報一覧を取得する事が出来ましたが、
10月1日からは退職者の情報は取得できないようになりました(なぜでしょう…)。
その結果、助成金の計画及び申請時に事前に解雇者などいないか。という確認や、
生産性要件の書類作成の際に、決算月の最終日に何人在籍しているか。
という情報を把握することができなくなってしまいました。
※現時点では事業主も社労士も関係なく、情報が貰えなくなっています。

現状、厚労省ではガイドライン作成中のため、
近々局に下ろして今後の運用方法が通達されるようです。
今後どういった取り扱い方法になるのかはまだわかりませんが、
現在は東京のハローワークの一部では提供請求書を窓口持参した場合に限り、
情報を教えて貰う事が出来るようです。
ただ、千葉・埼玉については窓口持参でも情報は教えて貰えない。となっています。
今後郵送だったときはどうするのか?助成金との絡みはどうなるのか?など、
分かったことや何か変更があればコラムで更新する予定なので、
来週以降もチェックして頂けると幸いです!!

また余談というか独り言のようなものですが、
局や県によって対応が変わってしまうのは事業主も社労士も聊か困ってしまうこともあると思います。
なので、ルールはルールとして局の独自ルールのようなものを撤廃し、統一されたものを国主導でやって頂ければ、
お客様から質問を受けてご案内する際や、我々が依頼を受けて対応する際もわかりやすくなるのですが(笑)


さて、この他にも恐らく様々な書式が変わっているため、
弊所で使っていく書類がメインにはなりますが、
書式に変更があった書類を見つけた時には随時アナウンスしていきたいと思っています!